4月3日 人生を決めたひらめき
今日は、今の人生を大きく決めた「ひらめき」についてかきます。
「ひらめきや直感に正直に生きるといい」そんな言葉を耳にしますが、
「直感」って?????なんだ?
例えば、今日のお昼は、ラーメンにしよう。今晩のご飯は、カレー作ろう。
そんな風に、いろんな思いが浮かんでは消え、浮かんでは消えしています。
それらも「直感」と捉えると、日々途方もない数のひらめきがありますよね。
でもそれらは、直感なのか、欲望なのか?それがいいのか?悪いのか?
全くわからず、色々考えているうちに、めんどくさくなって考えるのをやめる。
そんなことはしょっちゅうだし、それらをいちいち直感だ〜とはとらえないで、生活していきますね。
でもこれまでの人生を振り返った時、これは自分にとって大きな直感だったと感じることがあります。
今日はその大きな直感について書きます。
その直感は、2日のブログにも書きましたが、寺沢くんが「子供ミュージカル劇団をやりたいと思うのですが」
と現れた時でした。そして、
その次の大きな直感は、「リトルは私のライフワークだ」と直感したことです。
それはリトルの旗揚げ公演のラストフィナーレです。
=====ここでちょっとリトルの1年目について=(飛ばし読みしたい方は⭐️印へ)======
リトルはオーディションを経て、1991年12月に「高知リトルプレイヤーズシアター」として発足しました。
そして始まった劇団活動。水曜日と土曜日の6時〜8時、に開催。
場所は、いろんな公民館や体育館をお借りしていました。
当時の事務局は、KUTVのアナウンサーを退職されたばかりの横山和正さんの「横山和正事務所」さんが担当し、
演出は寺沢さん、ダンスの売りつけを立脇先生とスガ先生、歌を岡本幸正さんが講師として担当してくださいました。
順調に滑り出したかに見えた劇団活動でしたが、始まって間も無く横山事務所さんが事務局から離れる事になり、
スガで事務局を担当することになり=田村千賀が事務局担当となりました。
手探りで運営を担当しましたが、もともと大好きなので楽しくやりました。
また、しばらくして主役の子が両親の転勤で劇団を辞めて、急遽里佳先生が主役になり、
また、大人の魔女役がいないということで、私も魔女の一人として出演することになりました。
事務局、出演、スガ先生のアシストでダンス指導…。
あれれ?なんか想定外に忙しくなっていく‥‥‥。
無我夢中の日々です。熱が入りすぎて練習時間はいつも予定時間をこし、お迎えの保護者さんから叱られる。
岡林さんにしょっちゅう怒鳴られました。
一ヶ月前になってもパンフレットは、何も進んでいない。
初めての大きな公演です。何がどうしたのか物凄い予算に膨れ上がり、
制作を担当していくれた依光香代先生、寺沢さん、みんなで必死で協賛広告を集めて、
今ではかんげられませんが、150件近くの方にご協力をいただきました。
舞台監督デビューとなった出口さんは、大変。照明の明神さんや装置の小松さんに囲まれ、毎日夜遅くまで
ココスミーティングを繰り返し、本当に明日幕が開くのか?
とドキドキもしました。
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
星いろんなことがありましたが、リトルの初舞台は、不思議と大丈夫といく確信がありました。
なぜなら、そこには子供たちの笑顔とイキイキした時間と何かが生まれるワクワクががあったからです。
なんとか迎えた本番。練習を遥かにこえた子供たちのステージに、会場もスタッフもみんなが大感動でした。
紙吹雪の舞う中、泣きじゃくりながら踊り、感動をこらだ全身で感じて涙いっぱいの子供たち。
そして子供たちを包み込むように緞帳が降りていく様子を見たときに、
「あ〜〜、出会ってしまった。これやなあ〜〜私のライフワークはこれだ」
上手の花道のところから舞台の様子を見ながら、そう静かに感じていました。
この時の感覚は、今もはっきりと私の細胞の中に息づいています。
29歳にして初めて自分の人生の道が見えた瞬間です。
よく子供たちは、夢がない、将来どうしたらいいかわからないと言いますが、
それでいいと思います。
一つ言えることは、「好きなこと」を諦めないでやり続ける。
それだけでいいと思います。
それが仕事になるかどうかではなく、心に正直に生きるということがまず大切だと思います。
夢の形は年齢と共に、変わっていきますが、その人にとってちょうどいい形になっていくのだと思います。
思うことは、叶います。
夢は叶います。
子供、ミュージカル。私の見た夢は自然な形で、私の前に現れ実現したのです。
最近ひょっとしたら、生まれる前から決まったシナリオだったのかも。
と思うほど、思いの道がつながっています。
きっと人生は、こんなふうに直感に満ち満ち、楽しいものなんだなあと思います。
直感から遠ざかるのは、迷う心や、自分の心に嘘をついたりする時なのかなと思います。
迷ったり、自分を欺いたりするのも、心の進化にとっても必要な事ですから、
大切にしないといけないとも思います。
そう、何がどうなっても、私たち人は、幸せになるように作られていると感じています。
(これを知ったのは、ヨガ哲学からです)
人生って素晴らしい。
今日も最後まで読んでくれてありがとうございました。
合掌✴️千賀