4月25日(月)「土用」について
4月25日(月)
今日は、「土用」について書きます。
私は、趣味で「気学」をやていますが、「土用」は、季節の変わり目です。
「立春」2月→「春分」3月→「土用」4月→
「立夏」5月→「夏至」6月→「土用」7月→
「立秋」8月→「秋分」9月→「土用」10月→
「立冬」11月→「冬至」12月→「土用」1月→
このように、一年をめぐる季節の間に「土用」があります。
一つの季節が芽吹き、熟し、枯れて腐り、肥やしとなって、また次の季節
という様に、巡っていきます。
「土用」は腐りを意味する時期です。
なんでも腐ったら、次の栄養になる。この自然の法則は、無駄なく循環しています。
「気学」ではこの「土用」の期間には、
(今でしたら、4月17日9時43分〜5月5日21時25分59秒まで)
引っ越し、リフォーム、土いじりをしない方が良い。
また新しいこともこの期間に始めない方が良いとされています。
また、心が腐りやすい(諦めやすかったり、いやになったり)
気学を始める前、私は、土用に引っ越しして今の事務所に来たし、
土用と知らずに、普段しない草むしりをしたし、
土用だけど、新しい事業をスタートさせたりしています。
それでも結構問題なく来ているので、初めてこの話を聞いた時は、
「気学」的にはいかん事ばっかりしちゅうがや!と冷や汗をかきました。
それを「気学」の先生に言うと、『気学は宇宙の気の流れと、現実に起こった事と
照らし合わせて1万年くらいという気の遠くなる時間をかけて体系化した統計学
です。「心のあり方」によって凶の流れに乗ったり、吉の流れに乗ったりするから、
自分が凶流れに乗ってるなと思えば、心の中に、「おごり」や「腐り(諦めの心」
がないかよく自分を顧みるといいですよ。』と教えてくれました。
おごった気持ちがなかったか、諦めの気持ちがなかったかと
振り返ってみると、確かに少し思い当たるところもあり、なるほどと反省しました。
しかし、『土用に「気学」的に良くない事をしたとしても、
そんなに困ったことにはなってないと思います』と、話すと、
「知らないでそうするのと、知ってからするのは意味が違いますから、
これからは、しない方が良いことは避けたほうがいいと思います。
でも、避けられない時には、わざわざそこでスタートしてでも、学ばなければいけないことがあるんですね。
しんどい体験を通してこそ、得られることがある。
それは人生においてまた大切なことです。」
先生は、他にも次のようなことを教えてくれました。
○「世の中に吉凶はない。どんな現実も本人が、「吉」と思うか「凶」と思うか
その人の心で決まるのです。
○「気学」は宇宙の気の流れだから、その気の流れに沿ったら、追い風で生きる。
流れに逆らったら。向かい風。みたいなもの。
どちらも、自分が選んでいい。知って向かい風を選べば事前に覚悟もできるはずだ
から災難も小難で終わるかもしれません。
そちらもその人にとってとても意味のあることです。
ようは、全て自分が決めていることですね。
ん〜〜〜、なるほど。毎月1回の気学のお勉強は、自分を振り返る大切な時間となっています。
春の土用があけたら、次は夏です。
夏といえば、「よさこい」今年こそ、鳴子の音が気越える夏でありますように、
切に祈ります。
「土用」一つの季節を過ごし、無駄を省いて、また次の季節を迎える。
あと2回土曜が来れば、一年が終わります。
本当に時間が経つのは早いですね。
今日も最後まで読んできくださり、有賀乙ございました。
合掌✴️田村千賀