5月5日(木)子供の日in旅広場
5月5日(木)
今日は「こどもの日」。高知駅前旅広場では、こどもの日にちなんで
フラフの競演がありました。
なんと5本のフラフが高知駅の広場に集まり、
「鳴子華」に乗せて優雅に雲一つない空を舞いました。
フラフは、今でこそよさこいの必須アイテムの一つとなっていますが、
もともとは、端午の節句に子供の成長を願って、鯉のぼりと一緒に立てた土佐ならではの大旗です。
このフラフをよさこいに取り入れたのは、上町よさこい鳴子連。
よさこい研究所の岡崎さんや棟梁と呼ばれるフラフの名手の方々です。
そのダイナミックな旗に魅了されて、よさこい人の間にあっという間に浸透していきました。
フラフは綿地にダイナミックな絵が描かれた本染のものと、
化繊に印刷プリントされたものがあります。化繊のものは、軽くてふりやすいのですが、
綿地のものはかなりの重量があり、これを風に靡かせて優雅にふるには相当のテクニックが入ります。
高知でも名人と呼ばれる方々が集った、5月5日の旅広場。
全部で5本のフラフが一気に空を舞いました。
流石の動きです。どの角度も絵になる。
竿のさばきも素晴らしく、さまざまな形を見せるフラフはまるで生きた竜のようにも見えます。
この日だけの素晴らしい風景です。
子供の成長を願って、思いっきり風に乗って舞うフラフは、五月晴れの空に映えて、
力強く雄々しく踊ります。
子供たちへの高らかなエールです。
子供たちの未来が笑顔あふれる世界でありますように。
心から祈ります。
今日も読んでくださり、ありがとうございました。
合掌✴️田村千賀