「感動」

丁度1年前の昨日、これまでのことを少しずつブログに書こう!と始めたものの、またしても続かない私。

11月に再開したものの3日坊主にもならず…。

またそうなるかもですが、ブログを再開したいと思います。
またまた(笑)できんことをするよ。と苦笑いしながら、お付き合い頂けたら幸いです。

今日のテーマは「感動」です。


皆さんは、これまでの人生でたくさんの「感動」を味わっていらっしゃると思います。
私も、数えられない程の感動の日々を過ごすしています。
それは、もちろんリトルや、よさこいのお陰です。

私が一番感動するのは、「成長」をみた時です。
大人でも子供でも。

特に仕事がら成長を見ることができるのでもう一年中、感動だらけです。

この感動のリトル生活も気づいたら30年を迎えました。

そして自分は今年11月に60歳になります。
前より集中力が弱くなった、跳べなくなった、なにもない所で転んでしまう、
鍵を探す回数が増えてた…。
自分の気持ちとは裏腹に「老化」を実感しています。

リトルによさこいに、大人のジャズダンスに、表現教育関係、
後先考えずに、広げてきた仕事を全てやっていくには、
厳しい自分の現実と直面!

これはいけない!できることとできないことを見極めて、
できないことは誰かに渡していかないと。いろんな人に迷惑かける。
また、後世が育っていかないと。育てる義務がある。
美味しいところばかりやっていてはいけない、次世代へ繋ごう。

そう決心して、リトルの代表を小西里佳へバトンタッチすることに決めました。

そして、この3月28、29日に第20回公演「Dreaming Musical]」を上演し、
30日には、打ち上げを兼ねた「感謝祭」を開くことを決めて、
怒涛の2月3月を過ごしました。

久しぶりに忙しかった。脳はなんかもフリーズを起こし、
心も平静をキープできない。
いろんな人に助けてもらっているのに、私の所で仕事がたまって迷惑をかける。
いい歳して不甲斐ない自分を持て余しながら、寝る間を削っても終わらない仕事。

まるで落ち葉が流れを堰き止めた川みたいになって、落ち葉の向こうは激流になっちゃうし、本当に皆さん、申し訳ございません。

そして、上がった幕。

それは筆舌に尽くし難い素晴らしい舞台でした。

舞台の隅々まで行き届いたエネルギーは、舞台全体から溢れ出し、劇場を大きく包み込んでいました。

天使のような子供たちの歌声は、大谷選手のストレートより私の心に飛び込んできて、
ひっとり涙が出て止まりません。
力強く生きる力を教えてくれるその声と存在は、わたしたち大人に確実に生きる力をくれます。
舞台を動かす構成の素晴らしさ、セリフに教えられ、感動し何度も頷きました。
振り付けの先生たちの溢れる才能と愛。
温もりのある舞台装置に子供たちもお客様も一気に夢の世界に飛び込んでる。
小さな声も、聞こえないセリフもきちんと届けてくれる音響。
演者の心の機微をしっかり映し出す照明。親御さんもみたことのない子どもたちの姿を遺憾無く照らし出してくれます。
その全体を、一手に運んでくれる扇の要の演出濱田さんと出口監督。

そして、そこに30周年で集ってくれた17名のOBOG。

平日開催にも関わらず、長期の休みをとって大集合。
ちづるが演出 振り付けを琴音 歌をサラと悠沙、そして踊るOG OB。
5年ぶりの舞台、どうしよ〜緊張する。と出番前に幸せそうなOBたち。
リトルの生活をコミカルな歌詞に仕上げ、構成したパワー溢れる作品。

この作品を見たのは公演2日前。それから火がついたのか、みんなイキイキとなにか表現しようという思いにスイッチが入った。
どうしたらいいのと迷ってた子たちに、「楽しむがよ」と背中を見せたOBOGのパワーはすごかった。

OB OGと現役が一歩もひかず、一つの舞台を作り上げた。
30年の集大成がそこにありました。

お客様の満足そうな笑顔を見送れたことが、さらに感動。
もう、全身熱くて倒れそうでした。

怒涛の公演の翌日は、感謝祭です。

こちらまったくなにもできない私に変わって、OBOG現役の保護者の皆さんと
OBのあきほ、ちづる、サラが全てやってくれました。

名簿の整理からご案内状の作成、返信の管理、会場との調整、プログラム構成、
動画作成と編集(大阪の大雅と佳奈美まで)。司会進行、会全体の進行。引き出物まで。
全て。

本当に支えられました。

みんなで作った感謝祭で、代表のバトンを渡すことができ、最後には
まさかのリトルっ子から赤いチャンチャンコを着せてもらい、
みんなに笑ってもらって幸せです。

こんな感動は、さすがに生まれて初めてです。

感動は感謝へとつながっていきます。

この感動と感謝を胸に、残りの人生を生きていけるなんて、
私は、すごい幸せものです。

幸せになるコツは、ミュージカルにありました。

30年前に、ミュージカル活動は、幸せのコツを掴むことができる。
ミュージカルを通して、子どもたちを幸せにしたいと思って始めたリトル。

間違ってなかった。ミュージカルは幸せへの切符です。

この切符をこれからも一人でも多くの人に手にしてもらえるように
これからも精進していきたいと思います。

「感動」体験は、人生の醍醐味と生きる源です。

この「ご縁」から始まる次の未来の感動を、またブログに書きますね。


〜ps〜
これが「縁起」なんだ。とわかりました。

✴️長文にお付き合いくださりありがとうございます。





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いつもリトルのHPも見てますよ

2023年04月02日 14時05分(日) | 入交麻美

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