4月29日「雨の蕨野」
4月29日(金)「雨の蕨野」
書いたまま、うっかり失念。
日付を超えてのアップになりました。遅くなり申し訳ありません。
29日は、蕨野について書きます。
(かなり長めになりましたので、お時間のある時に読んで下さい。)
26日のブログで「雨女」について書きましたが、
それ以来のイベント「リトルアカデミー」第1弾の企画
「自然体験ワークショップ」は、雨の為に延期になってしまいました。
なんとやっぱり雨女を立証する事となってしまったのですが、
せっかく企画した私は、大村先生をもこさん紹介するために、
体験トライアルをお願いしたリトルっ子一名と一緒に、雨の中蕨野へ行ってきました。
まずは小雨の中、カッパを着て、農作業のお手伝い。
前回お邪魔してまだ、1ケ月も経ってないのに棚田の風景はもう違っていました。
ほうれん草は姿を消し、人参もとうが立って収穫期を過ぎ、
新しくスナップエンドウが実っていました。
お花もいっぱい咲いていました。
じゃがいものお花(これはお芋さんの為につみました)
レモンのお花(辺りにレモンの素敵な香りが広がります)
ブルーベリーのお花、他にもいっぱい。
今日の農作業のお手伝いは、
じゃがいもの花をつむ。(じゃがいもさんがよく育つ様に)
とうのたった人参を抜いて畑の肥やしにする。
スナップエンドウの収穫(どのくらいが食べ頃かの判断が難しい(汗)
玉ねぎを収穫(葉っぱが取れたものがとりごろ)
1時間くらい作業をして、お昼のサイレン。
お昼ご飯には、スナップえんどうをサッとゆがいていただきました。
塩胡椒を振ったもの、塩をパラパラっとかけたもの、そして何もかけないでそのまま、
以上3っつの食べ比べ。
優勝は、何もかけないものに決定。
実は、収穫の時にそのまま食べれるよと教えてもらって、
食べてみましたが、甘〜い。
なんとも言えない絶妙な優しい甘さが口に広がりましたが、
サッと茹でたスナップえんどうは、シャキっとした食感と広がる甘さがぐっと引き締まって、これまた美味しい。
野菜の味が、こんなに微妙に変化するなんて、感動。
茹で上がったスナップえんどうは、緑が鮮やかになり、味も変化して、幾重にも幸せをくれる。
なんだか「命の恵み」を感じる。「大地の恵み」を頂く、本当に心豊かな時間です。
「雨の蕨野」の風景は、山々に霧が立ち込め、水墨画の世界。
多彩な緑と畑の茶色と霧の白が織りなす風景に、雨が降り、緑はしっとり濡れて
その色の深みを増しています。
白く立ち込める霧は無言でお喋り。まるでオーガンジーがなびくように
風景に優しいベールをくゆらせ、毎秒毎に美しい舞を見せてくれるように変化していきます。
なんという光景でしょう。
お昼ご飯の後には、蕨野にあるほこらや神社を案内してもらいました。
一際住んだ空気。一緒に行った大村先生は、手のひらを空に掲げ、その手は、何かとお話をしているようです。
「先生が聖霊とお話を始めたよ」私ともこさんは、その姿が楽しくて、先生の体の動きから精霊のお話を読み取りたいとそっと見つめていました。
大村先生に「先生、聖霊はなんて言いゆう?」って聞くと、
「いや、わからん。私はなんも見えんし感じんき。なんとなくしゆだけよ」と自然体。
でも先生の感性のアンテナは、その空間と一体化していて、いろんなものを感じているのがよくわかります。
こうなってくると、大村先生を見ているだけで、楽しくて仕方がない。
まるでシャーマンの様に、自然をその体で具現化してくれる。
歩いているだけなのに、その風景とエネルギーと繋がっているのがわかる。
流石の70歳です。
蕨野の自然と一つになって息づく人々。
まさしくSDGS.。なんだ、持続可能な循環型社会って、昔ながらの日本の生活そのものなんだ。
ここにこそ、学ぶものがある!とまたまた実感しました、
蕨野のお家は、どのお家もきれいに手のかかったお家ばかり。門構え、小さな庭。
どの角度から見ても絵になります。
生活そのものを楽しむ充実感を感じます。フットした景色そのものが、私にとっては新鮮な驚きばかりです。
こんな素敵な集落も過疎化がすすみ、100人いた人口も20名になったそうです。
この風景を守っていくことさえ厳しくなっていると。
こんな所がなくなるなんて、残念なんて言葉では片付けられません。
私をいやしてくれる蕨野。時々来させてもらって、できることお手伝いしたいと思います。
ここは命の充電できる所です。
本当は、今日晴れたら、この蕨野でダンスワークショップを開きたいと企画しました。
この雨の中やっちょったら…おおごとでした。やっぱり延期にしてよかった。
そんなこと考えていたら、もこさんが
「この蕨野の好きなところで、椅子を置いて好きなことするのどう?
題してチェアリング。瞑想してもいいし、ただ、ボ〜っと景色を眺めてもいいし、
本読んでもいいし、なんでもOK。ダンスって決めるより、参加した人が選べるのがいいね」
そうだ〜〜〜。ダンスしたければ、すればいい。
「参加者みんなが主体的に決めて、その場を楽しむ。」
大きな気づきをいただきました。
延期して開催するな時は、チャリング、これにしよう!!と心で決定。
そろそろ帰り支度をして、荷物をまとめて外に出ると、なんと
雨が上がって、雲の切れ目から青空が!!!。
母家からもこさんのお母さんが顔を出して「帰る頃に晴れたねえ〜」と笑顔。
「そうですね、やっぱり私、相当な雨女です」とまた笑顔。
フット山の方に目を向けると、山から空へ、霧が登って雲になっています。
雲は山から立ち上るのですね。こんなダイナミックな風景初めて見ました。
山が大きな息を吐いている様です。
空に登った雲は、いろんな形に変化して、まだ無言のお喋り。
すごい、すごい、すごいです。
今日、雨が振ったわけがわかりました。
この企画をより良いものにするための「雨」でした。
私がもっと蕨野の自然や、そこに息づく思いに出会う為でした。
起こる事象は、完璧に整えられているのですね。
「ちか、ちょっと待って、見直したほうがいいのよ」と。
ありがとう。雨。
大地にも、野菜にも、私の心にも、発想にも、全ての恵みとなった「雨」でした。
「雨女」バンザイ!!
みなさま、リトルアカデミーは「虹色アカデミー」と名前を変えて、
蕨野ツアー「チェアリング」を企画いたします。また改めてご案内いたしますね。
この素晴らしい蕨野を紹介できたら最高です。
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。
合掌✴️田村千賀
4月28日(木)「よさこい祭り、開催!」
4月28日(木)
今日は、やはりこの話題です。
よさこい祭り、縮小ですが街での開催が決定しました。
ハンザ〜〜〜い!
本当によかった。
開催にこぎつけてくださった関係各位の皆様、本当にありがとうございました。
「ついにできる」となったら、急に体が引き締まる思いです。
地方車問題、踊り子さんを集める事、感染対策に体力を取り戻す、などなど
これからのハードルはたくさんありますが、
一つずつみんなでクリアにしていくことも、また嬉しい事です。
参加費を下げてあげたい…。
でも、せっかくのお祭り衣装もしっかり着てもらいたい。
(やっぱり晴れの舞台ですものね)
しかし、通常開催ではない…。
まだまだ感染の不安も拭えない。
地方車を作らなければ、衣装を新しくしても参加費のコストダウンは可能。
地方車の共有できるみたいですが、実際どうなるのか。
バスも厳しい。炎天下歩く?
大人は、まだしも子供をどうする…。
踊り子さんは集まってくれるか…。
踊りたくても踊れない方もたくさんいらっしゃる。
どうしたものか…。
参加が決まると山積みの課題が雪崩を打って押し寄せます。
この山積みの課題は、「よさこいあるある」ですね。
確か毎年、なんだかんだと課題が湧いてきていました。
この感じも久しぶり。
しかも、今年だからの課題ばかり。
これを乗り越えれば、きっと忘れられない一年となる。
できないことはこない!!
よし、楽しもう!!!
と頭の中は忙しくぐるぐる回ります。
それにしても、こうやって開催に向けて悩めるのは、嬉しいことですね。
Withコロナで、できることが少しずつ増えていくことが、
何より明るい気持ちになります。
まだまだ、手放しで喜ぶことはできない事はたくさんありますが、
みんなの鳴子の音を聞いたら、きっとその答えが見つかると思います。
3度目の正直となった3回目の夏。
長いトンネルを抜けるのも、きっともうすぐと信じて、
祈りながらできることをしっかりやっていきたいと思います。
よさこい祭りでは、今日2022年4月28日(木)はよさこい祭りの歴史の中で、
記念すべき日となりました。
今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
合掌✴️田村千賀
4月27日(水) 「リトルっ子がママに」
4月27日(水)
今日のタイトルは「りとるっ子がママに」です。
そうなんです。リトルも30周年を迎えますので、1期生だった卒業生は、一番の年上が今年45歳を迎えます。
その子供も大学生です。
そして、その後の卒業生たちも、それぞれの人生を歩み、
「赤ちゃんが生まれました」と報告に来てくれます。
みんな本当に可愛い。すやすやと眠る赤ちゃんの顔に、ここへ来るまでの小さい頃の卒業生たちの
笑顔や泣き顔を重ねて、感慨無量です。
私がこんな気持ちなんだから、リトルっ子のママたちはもっと深い感動なんだろうなあ。
と想像しながら、一緒にリトルっ子を育んだあの頃を愛おしく思い出します。
こんな時間は、私にとって最高のご褒美の時間です。
私は、この人生で結婚することはありませんでした。
(これからしたら???いや、ないない(苦笑)
そして子供も、次の人生の楽しみにしています。
自分の子育ての機会はありませんでしたが、
たくさんのリトルっ子に出会い、1週間に数時間ですが、
劇団の先生として、愛を降り注いで来ました。
みんなそれぞれに役割がありますから、今世の私の役割はそういう事だと考えています。
ですから、卒業生から届く赤ちゃんの便りは、嬉しいことの一つです。
私の小さい頃と今とは、随分と社会が変わりました。
きっとこの赤ちゃんたちが育った頃は、また違う社会となるでしょう。
そんな社会を作っていくこの子たちが幸せな人生を送れるようにと
願ってやみません。
今年生まれた赤ちゃんは、30歳の時に「よさこい100周年」を迎えるわけです。
30年後の未来はどんな未来なんでしょうか。
その未来は今日の延長線上にある。
どうすればこの子たちが幸せな未来が来る?
そのために何ができるか?とか色々考えるのですが、
最後には、「どんな社会でも変わらない「愛」を注いで暮らしていくこと」
なんかなあという考えが残ります。
小さな「愛」でも集まればきっと大きな力になる。
こうやって「愛」を思い出させてくれる「赤ちゃん」は本当にすごい存在ですね。
命の連鎖は、愛の連鎖なのですね。
「赤ちゃん」生まれてきてくれてありがとう。
そして、リトル卒業生のみんな、これからも幸せ分かち合って感動倍増。
人生を楽しんでくださ〜い。
今日も最後まで読んで下さりありがとうございました。
合掌✴️田村千賀
4月26日(火)「雨女」
4月26日(火)「雨女」
おはようございます。今日も読んで下さり、ありがとうございます。
私は、自他ともに認める「雨女」です。
「そんなことはない!」と随分否定してきましたが、やっぱりここぞという
時に「雨」がふる確率は、確かに高いです。
そう感じ始めたのは、スガジャズでよさこい遠征をしている時でした。
須賀先生チームと私チームに分かれて同じ日に遠征に行く場合、
なぜか須賀先生の遠征先は、晴れ。
私の遠征先は、雨。
こんなことが何度か続くうちに、どうも私は「雨女」ということになったのです。
人と気象が、リンクするなんてことがあるのでしょうか。
でも確かに、天皇陛下がご来高された時は、晴れました。
国体だったか、ネンリンピックだったか忘れましたが、
朝から結構な雨が降っていました。
フラフを降る予定の方が、流石にこの雨では降れんなと
用意したフラフを片付け始めたのです。その時、係の方が、
「待ってください。雨は上がります。天皇陛下がお越しになる頃には、
雨は上がりフラフも触れると思います。」と言われました。
「え〜、この雨が上がる?」と心で思いましたが、
本当に天皇陛下が、高知空港に到着された頃から、雨足が弱くなり会場へ着く頃には、
晴れ間さえ見えたのです。
「すごい!!本当や」
それから、皇室の方々の行事のたびに雨を気にしてニュースを見ていますが、
雨が降らない確率はかなり高いです。
須賀先生も晩年、須賀よさこい連を引率して各地に踊りに行かれました。
須賀蓮が踊り始めると曇った空が、そこだけ雲が晴れて光がさしてびっくりした。
という話を聞いたことがあります。
皆さんの周りに、そんな晴れる方、いらっしゃいますか?
「晴れ女、晴れ男」はいいですね。総じて喜ばれる。
しかし、私の場合は、「雨女」です。
「雨と共に現れるね〜」とか
「え?千賀さんおるがやったら、雨降るね」とか
「よう降ると思いよったら、千賀さんか」とか
いつもいじられっぱなしです。
イベント屋さんには、嫌われます。ですから、イベントに関わっても、
本番はなるだけ、若手に行ってもらうように、最近は気をつけています。
(寂し〜〜い)
もちろん、全部そういうわけではなく、晴れてるイベントにもたくさん参加してるのですが、、
晴れてる時は、みんな何もいいません。
たまに、「今日は強烈な晴れ女がおるね」とか、
またいじられる始末です。
でも、私個人的には、、雨で困った記憶はありません。
自分が参加するイベントも、雨でも開催。雨が理由で中止になった記憶はありません。
(笑)
雨は、恵の雨です。
雨が降らんかったら、
お野菜が育たなくて、大変。
乾いたのどにも、火事の時に火を消すにも、
植物が育つためにも、トイレの為にも、
他にもいっぱい、
水がないとたいへんです。
「雨降って地固まる」
「雨だれ石を穿つ(うがつ)」
などなど。
「雨」も必要なところはいっぱいありますね。
そう雨も晴れも、どちらも必要です。
でも、意外と「雨」を数える事が多いから「雨女」と言われるだけかもしれません。
今日からは、晴れたイベントを数えてみようと思います(笑)
往生際が悪いと思っている方、調査結果を楽しみにしていてくださいね。(笑笑)
今日も最後まで
読んで下さり、ありがとうございました。
合掌✴️田村千賀
4月25日(月)「土用」について
4月25日(月)
今日は、「土用」について書きます。
私は、趣味で「気学」をやていますが、「土用」は、季節の変わり目です。
「立春」2月→「春分」3月→「土用」4月→
「立夏」5月→「夏至」6月→「土用」7月→
「立秋」8月→「秋分」9月→「土用」10月→
「立冬」11月→「冬至」12月→「土用」1月→
このように、一年をめぐる季節の間に「土用」があります。
一つの季節が芽吹き、熟し、枯れて腐り、肥やしとなって、また次の季節
という様に、巡っていきます。
「土用」は腐りを意味する時期です。
なんでも腐ったら、次の栄養になる。この自然の法則は、無駄なく循環しています。
「気学」ではこの「土用」の期間には、
(今でしたら、4月17日9時43分〜5月5日21時25分59秒まで)
引っ越し、リフォーム、土いじりをしない方が良い。
また新しいこともこの期間に始めない方が良いとされています。
また、心が腐りやすい(諦めやすかったり、いやになったり)
気学を始める前、私は、土用に引っ越しして今の事務所に来たし、
土用と知らずに、普段しない草むしりをしたし、
土用だけど、新しい事業をスタートさせたりしています。
それでも結構問題なく来ているので、初めてこの話を聞いた時は、
「気学」的にはいかん事ばっかりしちゅうがや!と冷や汗をかきました。
それを「気学」の先生に言うと、『気学は宇宙の気の流れと、現実に起こった事と
照らし合わせて1万年くらいという気の遠くなる時間をかけて体系化した統計学
です。「心のあり方」によって凶の流れに乗ったり、吉の流れに乗ったりするから、
自分が凶流れに乗ってるなと思えば、心の中に、「おごり」や「腐り(諦めの心」
がないかよく自分を顧みるといいですよ。』と教えてくれました。
おごった気持ちがなかったか、諦めの気持ちがなかったかと
振り返ってみると、確かに少し思い当たるところもあり、なるほどと反省しました。
しかし、『土用に「気学」的に良くない事をしたとしても、
そんなに困ったことにはなってないと思います』と、話すと、
「知らないでそうするのと、知ってからするのは意味が違いますから、
これからは、しない方が良いことは避けたほうがいいと思います。
でも、避けられない時には、わざわざそこでスタートしてでも、学ばなければいけないことがあるんですね。
しんどい体験を通してこそ、得られることがある。
それは人生においてまた大切なことです。」
先生は、他にも次のようなことを教えてくれました。
○「世の中に吉凶はない。どんな現実も本人が、「吉」と思うか「凶」と思うか
その人の心で決まるのです。
○「気学」は宇宙の気の流れだから、その気の流れに沿ったら、追い風で生きる。
流れに逆らったら。向かい風。みたいなもの。
どちらも、自分が選んでいい。知って向かい風を選べば事前に覚悟もできるはずだ
から災難も小難で終わるかもしれません。
そちらもその人にとってとても意味のあることです。
ようは、全て自分が決めていることですね。
ん〜〜〜、なるほど。毎月1回の気学のお勉強は、自分を振り返る大切な時間となっています。
春の土用があけたら、次は夏です。
夏といえば、「よさこい」今年こそ、鳴子の音が気越える夏でありますように、
切に祈ります。
「土用」一つの季節を過ごし、無駄を省いて、また次の季節を迎える。
あと2回土曜が来れば、一年が終わります。
本当に時間が経つのは早いですね。
今日も最後まで読んできくださり、有賀乙ございました。
合掌✴️田村千賀